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トピック02 律令国家の地方支配

論点3 10世紀以降,どのように変化したか

国司は本来,中央政府の監督下,律令の規定に基づき行政にあたる地方官であった。10世紀以降,中央政府から地方政治を一任され,定額の税の納入を請け負うようになり,徴税請負人の性格を強めた。