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24 江戸時代の地域経済の発達

論点4 19世紀前半,国訴が多数の村々を結集して生じた背景はなにか

村々で商品の生産と流通がさかんになるなか,大坂の問屋商人が幕府の株仲間公認策のもとで流通の独占確保をはかる一方,新興の豪農・在郷商人を指導層に,支配領域を超えた村々の広域な結びつきが生じていた。