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トピック03 律令国家の官僚制

論点2 タテマエと実態との間にどのようなズレがあったか

官人は能力や功績に応じて与えられた位階に応じ官職に任じられた。ところが,中央の有力氏族は上級官人の出身母体として再編され,蔭位の制により高位高官とそれに伴う経済的収益を事実上世襲した。