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37 明治憲法体制下の政党政治

論点4 天皇機関説は政党政治の発展にどのような役割を果たしたか

天皇機関説は統治権の主体を国家に帰属させて天皇の輔弼機関である内閣に国政の主導権を認め,内閣が主導性を発揮する政党内閣制を支持したため,明治憲法体制下での政党政治の正統性を支えた。