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明治以降の初等教育と戦争との関連

メールでの質問への応答です(1998.1.25)。

> 「明治以降の小学校を中心とした初等教育と戦争との
> 関連について任意の具体的問題(歴史的人名、事件、事項等)
> を取り上げ、それに即して論述せよ。」

明治以降の戦争−戊辰戦争・西南戦争・日清戦争・北清事変・日露戦
争・第一次世界大戦・満州事変以降の十五年戦争など−を列挙して、
そして小学校教育に関連する事項をピックアップしたとき(学制・教
育令・学校令・教育勅語・南北朝正閏論・小学校教科書の国定化・義
務教育六年制・国民学校令・第二次世界大戦後の教育の自由主義化な
ど)、相互に直接関連しそうなテーマはありますか?

> 森有礼文部大臣が学校令を出したあたりから戦争との関連に
> 結び付けていくのか、、、。

これも一つの方法だとは思うのですが、少し強引な手法じゃないです
か?戦争とより直接的に関連している事項をとりあげた方が論じやす
くないですか?

となると、年代的に近接しているものを取り上げて考えてみるのがよ
いでしょう。
たとえば、

 ○日露戦争と小学校教科書の国定化・義務教育六年制

 ○国民学校令と日中戦争・アジア太平洋戦争

 ○日中戦争・アジア太平洋戦争(第二次世界大戦)と戦後の教育の自由主義化

このあたりのテーマが該当しそうです。3つ目のものは少し意表をつ
いたテーマかもしれませんが、「初等教育と戦争との関連」はなにも
“戦争遂行において初等教育がどのような役割を果たしたのか”とい
うテーマには限りませんからね。

あとは、修身・国史などの科目に注目してみましょう。

なお、教科書を超えたデータとしては“教科書に記載された軍国美
談”(このテーマの書籍が岩波新書に所収されている)や“国体の本
義”(山川の用語集には掲載されているが)などがありえます。