『読んで深める日本史実力強化書』(駿台文庫)の主な参考文献/古代
『読んで深める日本史実力強化書』(駿台文庫,2018)を執筆するに際して参照した主な参考文献をリストアップしておきます。参考にしてください。
インターネット上に公開されているものについてはリンクを貼っています。
当然ですが,発行年度の2018年以降に刊行されたものは掲載してありませんので悪しからず。
概説書
- 高橋秀樹・三谷芳幸・村瀬信一『ここまで変わった日本史教科書』吉川弘文館,2016
- 小畑弘己・寺前直人・高橋照彦・田中史生『ジュニア日本の歴史1 国のなりたち』小学館,2010
- 三上喜孝・藤森健太郎『ジュニア日本の歴史2 都と地方のくらし』小学館,2010
- 佐々木潤之介他編『概論日本歴史』吉川弘文館,2000
- 熊谷公男『日本の歴史03 大王から天皇へ』講談社,2001
- 渡辺晃宏『日本の歴史04 平城京と木簡の世紀』講談社,2001
- 坂上康俊『日本の歴史05 律令国家の転換と「日本」』講談社,2001
- 大津透『日本の歴史06 道長と宮廷社会』講談社,2001
- 大津透ほか『日本の歴史08 古代天皇制を考える』講談社,2001
- 鐘江宏之『日本の歴史 三 律令国家と万葉びと』小学館,2008
- 平川南『全集日本の歴史2 日本の原像』小学館,2008
- 大津透『天皇の歴史01 神話から歴史へ』講談社,2010
- 吉川真司『天皇の歴史02 聖武天皇と仏都平城京』講談社,2011
- 木下正史『日本古代の歴史1 倭国のなりたち』吉川弘文館,2013
- 坂上康俊『シリーズ日本古代史4 平城京の時代』岩波新書,2011
- 川尻秋生『シリーズ日本古代史5 平安京遷都』岩波新書,2011
- 古瀬奈津子『シリーズ日本古代史6 摂関政治』岩波新書,2011
- 『東アジア仏教史11 日本1 日本仏教の礎』佼成出版社,2010
- 『新体系日本史 3 土地所有史』山川出版社,2002
氏姓制度について
- 仁藤敦史『古代王権と支配構造』吉川弘文館,2012
- 鎌田元一「律令国家の成立と変貌」(朝尾直弘ほか編『要説日本歴史』東京創元社,2000)
- 佐藤長門『日本古代王権の構造と展開』吉川弘文館,2009
- 大川原竜一「大化以前の国造制の構造とその本質」(『歴史学研究』829,2007.7)
- 舘野和己「ヤマト王権の列島支配」(『日本史講座 第1巻 東アジアにおける国家の形成』東京大学出版会,2004)
- 熊谷公男『日本の歴史03 大王から天皇へ』講談社,2001
- 篠川賢『日本史リブレット5 大王と地方豪族』山川出版社、2001
5〜6世紀の日朝関係について
- 鈴木英夫『古代の倭国と朝鮮諸国』青木書店,1996
- 田中史生『越境の古代史』ちくま新書,2009
- 木下正史『日本古代の歴史1 倭国のなりたち』吉川弘文館,2013
- ブルース・バートン『国境の誕生 大宰府から見た日本の原形』NHKブックス,2001
飛鳥時代
- 吉田孝『日本の誕生』岩波新書
- 大津透『天皇の歴史01 神話から歴史へ』講談社,2010
- 大津透『古代の天皇制』岩波書店,1999
- 吉川真司『シリーズ日本古代史3 飛鳥の都』岩波新書
- 市大樹『飛鳥の木簡 ー古代史の新たな解明―』中公新書
- 黒崎直『日本史リブレット71 飛鳥の宮と寺』山川、2007
- 古内絵里子「七世紀における大王宮周辺空間の形成と評制」(『日本歴史』770,2012)
- 吉川真司「王宮と官人社会」『列島の古代史3 社会集団と政治組織』岩波書店,2005
- 佐藤信「古代日本の漢字文化受容」(『歴史地理教育』754,2010)
- 森公章『「白村江」以後』講談社選書メチエ,1998
遣隋使が仏教をベースにしていた点について
- 「遣隋使」(執筆・田島公)『歴史学事典7 戦争と外交』弘文堂,1999
- 東野治之『遣唐使』岩波新書,2007
- 河上麻由子「遣隋使と仏教」(『日本歴史』717号,2008)
厩戸皇子(聖徳太子)について
- 石井公成『聖徳太子 ー実像と伝説の間―』春秋社,2016
- 石井公成氏のブログ「聖徳太子研究の最前線」https://blog.goo.ne.jp/kosei-gooblog
- 新川登亀男『聖徳太子の歴史学』講談社選書メチエ,2007
- 大平聡『日本史リブレット人004 聖徳太子』山川出版社,2014
- 大山誠一『<聖徳太子>の誕生』吉川弘文館,1999
- 大山誠一「聖徳太子という虚像 創作された理由」(歴史科学協議会編『歴史の「常識」を読む」東京大学出版会,2015)
続縄文文化や擦文文化,オホーツク文化や粛慎,あるいは日本海北回りルートの交流について
- 菊池俊彦『オホーツクの古代史』平凡社新書,2009
- 瀬川拓郎『アイヌと縄文』ちくま新書,2016
- 瀬川拓郎「アイヌ史における新たなパースペクティブ」(蓑島栄紀編『アイヌ史を問いなおす』勉誠出版,2011)
- 瀬川拓郎『アイヌ学入門』講談社現代新書,2015
- 佐藤信「古代国家と日本海・北日本」国立歴史民俗博物館編『中世都市十三湊と安藤氏』新人物往来社,1994
- 古畑徹『渤海国とは何か』吉川弘文館,2017
- 佐々木史郎『北方から来た交易民 絹と毛皮とサンタン人』NHKブックス,1996
律令制度について
- 渡辺晃宏『日本の歴史04 平城京と木簡の世紀』講談社,2001
- 大津透『日本の古代史を学ぶ』岩波書店,2009
- 大津透『日本史リブレット73 律令制とはなにか』山川出版社,2013
- 佐藤信『日本史リブレット8 古代の地方官衙と社会』山川出版社,2007
- 大津透編『律令制研究入門』名著刊行会,2011
- 東野治之『木簡が語る日本の古代』岩波書店(同時代ライブラリー319),1997,原著は1983
- 坂井秀弥「国府と郡家」(『列島の古代史3 社会集団と政治組織』岩波書店,2005)
- 市大樹『すべての道は平城京へ』吉川弘文館,2011
- 中村太一『日本の古代道路を探す 律令国家のアウトバーン』平凡社新書,2000
- 大隅清陽「律令制の概念 -律令制をアジアのなかで考える-」(歴史科学協議会編『歴史の「常識」をよむ』東京大学出版会,2015)
- 大隅清陽「君臣秩序と儀礼」(『日本の歴史 08 古代天皇制を考える』講談社,2001)
- 渡辺信一郎「中華帝国・律令法・礼的秩序」(川北稔・鈴木正幸編『シンポジウム歴史学と現在』柏書房,1995)
- 有富純也「儒教の伝来と本格的導入」(『歴史と地理685 日本史の研究249』山川出版社,2015)
- 溝尾秀和「個別人身賦課制の成立論理-日本律令制における班田・賦課の不対応をめぐって-」(歴史と方法編集委員会編『歴史と方法 4 帝国と国民国家』青木書店,2000)
奈良時代について
- 田中琢編『古都発掘 -藤原京と平城京-』岩波新書,2003
- 仁藤敦史『女帝の世紀 皇位継承と政争』角川選書,2006
- 荒木敏夫『可能性としての女帝』青木書店,1999
- 宮川麻紀「律令国家の財政と流通」(『歴史と地理』685号,日本史の研究249,2015)
- 伊集院葉子「古代の女官について」(『歴史と地理』685号,日本史の研究249,2015)
- 伊集院葉子「日本古代の女帝と女官」(『歴史評論』787号,2015)
- 伊集院葉子『古代の女性官僚』吉川弘文館,2014
- 森公章『奈良貴族の時代史 長屋王家木簡と北宮王家』講談社選書メチエ,2009
- 義江明子『県犬養橘三千代』吉川弘文館,2009
- 木本好信『藤原仲麻呂 率性は聡く敏くして』ミネルヴァ書房,2011
- 瀧浪貞子『敗者の日本史2 奈良朝の政変と道鏡』吉川弘文館,2013
- 木本好信編『藤原仲麻呂政権とその時代』岩田書院,2013
天平文化について
- 岡本東三『日本史リブレット17 古代寺院の成立と展開』山川出版社,2002
- 松尾剛次『仏教入門』岩波ジュニア新書,1999
- 川尻秋生「寺院と知識」(上原真人ほか編『列島の古代史3 社会集団と政治組織』岩波書店,2005)
- 曽根正人「奈良仏教の展開」(『東アジア仏教史11日本Ⅰ 日本仏教の礎』佼成出版社,2010)
- 本郷真紹「古代王権と宗教」(『日本史研究』368,1993)
仏教を「寺院・僧尼・経典・法会」で考える視点はこの論文から仕入れた。
- 佐藤道子『悔過会と芸能』法蔵館,2002
- 義江彰夫『神仏習合』岩波新書,1996
- 井上寛司『「神道」の虚像と実像』講談社現代新書,2011
- 三宅和朗『古代の神社と祭り』吉川弘文館,2001
- 飯沼賢司『八幡神とはなにか』KADOKAWA,2004(→角川ソフィア文庫)
- 勝浦令子『日本史リブレット16 古代・中世の女性と仏教』山川出版社,2003
- 新川登亀男『日本史リブレット9 漢字文化の成り立ちと展開』山川出版社,2002
- 堅田理『日本の古代社会と僧尼』法蔵館,2007
- 吉田一彦『民衆の古代史 『日本霊異記』に見るもう一つの古代』風媒社,2006
- 松本直樹『神話で読みとく古代日本 -古事記・日本書紀・風土記』ちくま新書,2016
- 神野志隆光『古事記と日本書紀 「天皇神話」の歴史』講談社現代新書,1999
- 佐藤弘夫『概説日本思想史』ミネルヴァ書房,2005(2020に増補版が出た)
奈良時代の対外関係について
- 金子修一「東アジア世界論の現在 −2015年度駒沢史学会大会記念講演−」(『駒沢史学』85,2016)
- 石井正敏『日本史リブレット14 東アジア世界と古代の日本』山川出版社,2003
- 李成市『世界史リブレット7 東アジア文化圏の形成』山川出版社,200
- 李成市『東アジアの王権と交易』青木書店,1997
- 森安孝夫『興亡の世界史05 シルクロードと唐帝国』講談社,2007
- 石見清裕『世界史リブレット97 唐代の国際関係』山川出版社,2009
- 田中史生『越境の古代史 −倭と日本をめぐるアジアンネットワーク』ちくま新書,2009
- ブルース・バートン『国境の誕生 大宰府から見た日本の原形』NHKブックス,2001
- 川本芳昭「倭国における対外交渉の変遷について 中華意識の形成と大宰府の成立との関連から見た」(『史淵』143(九州大学),2006)
- 廣瀬憲雄『東アジアの国際秩序と古代日本』吉川弘文館,2011
- 廣瀬憲雄『古代日本外交史 東部ユーラシアの視点から読み直す』講談社選書メチエ,2014
- 東野治之『遣唐使』岩波新書,2007
- 上田雄『遣唐使全航海』草思社,2006
- 古畑徹『渤海国とは何か』吉川弘文館,2017
遣唐使が南路を取った背景について
- 古畑徹「七世紀末から八世紀初にかけての新羅・唐関係」(『朝鮮学報』107,1983)
大宝の遣唐使が新羅に対する一種のデモンストレーションだと論じています。「新羅に対して,日本が新羅よりも優越した存在で,上に君臨すべき国であることを,唐との隣国性を有した遣唐使という行為によって示そうとしたのではないか」と推論しています。
- 古瀬奈津子「隋唐と日本外交」(『日本の対外関係2 律令国家と東アジア』吉川弘文館,2011)
大宝の遣唐使が派遣された意図は何か,というと,古瀬氏は「中華思想を強化するためにも,実際の外交関係においても,新羅に対する優位性を確保する」ため,唐と単独で国交を結ぶ必要があった,と推測しています。南路をとったのも日羅関係の微妙な変化に対応したもの,と推測しています。
- 上田雄『遣唐使全航海』草思社,2006
遣唐使船が季節風を利用して東シナ海を横断していたことが指摘されている。
帝国構造・華夷意識と蝦夷
- 酒寄雅志「華夷思想の様相」『アジアのなかの日本史5 自意識と相互理解』東京大学出版会,1993
- 渕原智幸『平安期東北支配の研究』塙書房,2013
- 鈴木拓也『戦争の日本史3 蝦夷と東北戦争』吉川弘文館,2008
平安時代前・中期について
- 坂上康俊『日本の歴史05 律令国家の転換と「日本」』講談社,2001
- 筧敏生「古代王権と律令国家機構の再編 -蔵人所成立の意義と前提-」(『日本史研究』344,1991)
- 清水みき「長岡京-宮都の変換点として-」(『歴史と地理 555 日本史の研究197』山川出版社,2002.6)
- 保立道久『平安王朝』岩波新書,1996
- 倉本一宏『藤原道長の日常生活』講談社現代新書,2013
- 米田雄介『藤原摂関家の誕生』吉川弘文館
- 古瀬奈津子「摂関政治成立の歴史的意義 -摂関政治と母后-」(『日本史研究』463,2001)
- 吉田孝『日本の誕生』岩波新書,1997
- 坂上康俊『日本古代の歴史5巻 摂関政治と地方社会』吉川弘文館,2015
- 金田章裕『古地図からみた古代日本 -土地制度と景観』中公新書,1999
8・9世紀を通じて土地管理システムが整っていったこと
- 三谷芳幸『律令国家と土地支配』吉川弘文館,2013
- 榎本淳一『唐王朝と古代日本』吉川弘文館,2008
- 古瀬奈津子『摂関政治 シリーズ日本古代史6』岩波新書,2011
国司らの不正による偽籍については,これを参照
- 平田耿二『日本古代籍帳制度論』吉川弘文館,1986
- 服藤早苗『家成立史の研究』校倉書房,1991
平安時代の対外関係
- 山内晋次『さかのぼり日本史外交編9 平安・奈良 外交から貿易への大転換』NHK出版,2013
- 榎本渉『僧侶と海商たちの東シナ海』講談社選書メチエ,2010
- 『聖地寧波 日本仏教1300年の源流』奈良国立博物館,2009
- 山里純一『古代の琉球弧と東アジア』吉川弘文館,2012
摂関期文化(国風文化)について
- 山田健三「「成立期の仮名」をめぐる日本語書記システム史上の諸問題」(『日本史研究』639号,2015)
女手(仮名)ではなく男手(仮名)から平仮名,片仮名が成立したことを論じている。
- 今野真二『かなづかいの歴史 −日本語を書くということ−』中公新書,2014)
- 西本昌弘「「唐風文化」から「国風文化」へ」(『岩波講座日本歴史第5巻 古代5』岩波書店,2015)
三跡の書風にも唐の狂草が影響しているという指摘がある
- 藤原克己「日本で漢詩集が勅撰された時代」(『歴史と地理645 日本史の研究〔233〕』山川出版社,2011)
- 河添房江『唐物の文化史 -舶来品からみた日本』岩波新書,2014
- 吉村稔子「平安時代中期の天台浄土教とその美術」(『アジア遊学132 東アジアを結ぶモノ・場』勉誠出版,2010)
- 皿井舞「平安彫刻史論における和様言説の規範化とその過程」(『人文知の新たな総合に向けて : 21世紀COEプログラム「グローバル化時代の多元的人文学の拠点形成」』第2回報告書,2004)
- 皿井舞「日宋交流と彫刻様式の転換」(『新編 森克己著作集第4巻 増補 日宋文化交流の諸問題』勉誠出版,2011)
- 谷口美樹「空間の凝集-精神様式と治療-」(『日本史研究』451,2000)
平安時代の仏教・神々への信仰
- 蓑輪顕量「顕密仏教の展開」『東アジア仏教史12 日本Ⅱ 躍動する中世仏教』佼成出版社,2010
- 山本勉『日本仏像史講義』平凡社新書,2015
- 新谷尚紀『神社に秘められた日本史の謎』洋泉社歴史新書,2015
- 伊藤聡『神道とは何か ―神と仏の日本史―』中公新書,2012
- 井上寛司『「神道」の虚像と実像』講談社現代新書,2011
- 門屋温「神仏習合の形成」(『東アジア仏教史11日本Ⅰ 日本仏教の礎』佼成出版社,2010)
- 黒田俊雄『寺社勢力』岩波新書,1980
- 西村さとみ『平安京の空間と文学』吉川弘文館,2005
- 片岡耕平「中世の穢観念と神社」(『日本歴史』688,2005)
- 片岡耕平『穢れと神国の中世』講談社選書メチエ,2013
地方支配の転換
- 佐々木恵介『日本史リブレット12 受領と地方社会』山川出版社,2004
- 寺内浩『受領制の研究』塙書房,2004
- 中込律子『平安時代の税財政構造と受領』校倉書房,2013
受領が納入を請負った租税が定額ではなかったことを論じている。
- 佐藤泰弘『日本中世の黎明』京都大学学術出版会,2001
- 佐藤泰弘「受領の成立」(『日本の時代史5 平安京』吉川弘文館,2002)
- 佐藤泰弘「荘園制と都鄙交通」(『日本史講座3 中世の形成』東京大学出版会,2004)
- 上島享『日本中世社会の形成と王権』名古屋大学出版会,2010
- 佐々木宗雄『日本古代国制史論』吉川弘文館,2011
- 荘園史研究会編『荘園史研究ハンドブック』東京堂出版,2013
- 田端泰子「荘園研究史-荘園制の生成と発展-」(『講座日本荘園史1 荘園入門』吉川弘文館,1989)
- 網野善彦・稲垣泰彦・石井進・永原慶二編『講座日本荘園史2 荘園の成立と領有』吉川弘文館,1991
- 永原慶二『荘園』吉川弘文館,1998
奈良時代からの荘園(荘園制)の展開については,現段階においては伊藤俊一『荘園』(中公新書,2021)が定番のお勧めです。
武士身分の出現
- 髙橋昌明『武士の成立 武士像の創出』東京大学出版会,1999
手頃な概説書として,髙橋昌明『武士の日本史』(岩波新書,2018)が出版されている。
- 高橋昌明『増補改訂 清盛以前』平凡社ライブラリー,2011
- 寺内浩『平安時代の地方軍制と天慶の乱』塙書房,2017
- 元木泰雄『武士の成立』吉川弘文館,1994
- 元木泰雄『河内源氏』中公新書,2011
- 野口実『武家の棟梁の条件 中世武士を見なおす』中公新書,1994
- 野口実『源氏と坂東武士』吉川弘文館,2007
- 野口実『列島を翔ける平安武士』吉川弘文館,2017
- 五味文彦「賢問愚問解説コーナー 滝口の武者について」(『歴史と地理695 日本史の研究〔253〕』山川出版社,2016.6)
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