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年度 2026年

設問番号 第1問


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【解答例】
1往生要集。
2法然は誰でも死後は平等に極楽浄土に往生できるとする専修念仏の教えを説いた。摂関家の九条兼実などの公家・武家に広まったが、顕密仏教から非難を受け、朝廷により弾圧された。
3臨済宗は、執権北条時頼が蘭溪道隆を招いて建長寺を建立して以降、幕府の保護をうけ、室町時代には五山の制が整った。一方、幕府の保護を受けず、自由な活動を求めた林下の諸寺院は地方武士や庶民の支持を受けた。
4浄土真宗本願寺派。蓮如は平易な文章で書かれた御文を使って教えを説き、信者を講に組織した。本願寺の勢力が強い地域では、寺院を中心に寺内町が建設されて商工業者が集住した。
5中世では、仏教諸宗派は独自の経済基盤をもつ世俗的な勢力であり、なかでも本願寺は一向一揆を基盤として戦国大名と同様の勢力を持った。ところが豊臣政権以降、統一政権に服従し、その権威を荘厳することによって存立を認められ、経済基盤を保障される体制へ変化した。 (400字)
(総計400字)


【解法の手がかり】