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年度 2025年

設問番号 第3問

テーマ 空海の開いた宗教とその特徴/古代


解法の手がかり

Q1 Xとは誰か。史料Bを手がかりとして考えよう。

Q2 Xが開いた宗教は何か。

Q3 Xが開いた宗教の特徴は何か。
 SQ1 史料Dから、Xが唐で何を学んだのかを確認しよう。
 SQ2 Xが唐で学んだことをふまえ、Xが開いた宗教の特徴を考えよう。

Q4 Xが開いた宗教と朝廷は、どのような関係をもったのか。
 SQ1 史料Aや史料Dを元に、Xの開いた宗教が朝廷に対してどのような役割を果たしたのかを考えよう。
 SQ2 史料Eを元に、朝廷がXの開いた宗教に対してどのような措置をとったのかを考えよう。


【解答例】
Xは空海で、彼が開いたのは真言宗である。仏教の宗派の一つで、経典研究を重視する顕教とは異なり、加持祈祷という秘密の呪法を重視して即身成仏を説く密教である点が特徴である。空海は唐で胎蔵・金剛界両部の秘法、灌頂などの儀礼を学び、帰国後はそれらをもとに、宮中の内道場で修法を行って国家の安泰を祈る鎮護国家の役割を果たした。これに対して朝廷は、空海に東寺を下賜して密教の道場とさせるなど保護を与えた。(196字)