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短文論述問題のリスト
トピック4 律令国家の中央行政
- 推古朝で行われた重要な改革である冠位十二階の制はどのようなものでしたか。簡単に説明せよ。 (津田塾大-学芸(国際関係))
- 冠位制度とは,官人が賜り着用する冠の色や材料によって階等を示す制度のことで,冠位授与者としての天皇の権力を強化し,天皇に忠実な官僚を創出する目的で制定されたものである。この制度が各豪族の編成替えにどのように役だったのかを,それまでの制度と異なる点を示した上で,述べよ。 (福島大)
- 都城制の特徴は,碁盤目状の条坊制を採用していることにあるが,それと同時に,天皇が居住する「宮」とともに,貴族・官人たちが居住する「京」=左・右京がつくられたことである。このことを参考にして,都城制が権力の中央集権化に果たした役割を説明せよ。
(東京学芸大)
- 藤原京の全体プランと性格について,「大極殿・朝堂院」「集住」「象徴」の3つの語句をこの順番ですべて用いて説明せよ。 (慶応義塾大-文)
- 律令制では,官位相当制と呼ばれる原則が存在した。この原則の内容を説明せよ。
(北海道大)
- 律令制では,国政はどのように審議・決定されたのか。その構成員に注目して述べよ。 (東京大<改>)
- 律・令・格・式のそれぞれの内容を簡単に説明せよ。 (名古屋大)
※解答例は用意していません。『日本史の論点』(駿台文庫)を参照しながら自分で作成してみてください。