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短文論述問題のリスト
トピック41 明治憲法体制下の政党政治
- 大日本帝国憲法の下では内閣総理大臣はどのように選定されていたか,説明せよ。
(聖心女子-文<改>)
- 明治憲法の制定は,日本における政党政治の発展にとって重要な意義を持った。明治憲法の内容に即しながら,その理由を具体的に説明せよ。 (一橋大)
- 伊藤博文は,憲法発布の直後に超然主義の立場を表明する演説を行ったにもかかわらず,1900年には立憲政友会の総裁となり,自ら政党の党首として内閣を率いることになる。伊藤博文がそうした軌跡を歩むこととなった理由について,説明せよ。(九州大-文<改>)
- 明治憲法は政党政治の発展にとっての障害ともなった。明治憲法の内容に即しながら,その理由を具体的に説明せよ。 (一橋大)
- 大日本帝国憲法には,内閣の語は無く,第55条に「国務各大臣ハ天皇ヲ輔弼シ其ノ責ニ任ス」と定められているにすぎない。大臣とは,内閣総理大臣をふくめ,天皇によって指名されて天皇を補佐する役割を果たすものとされていたわけである。一方,「議院内閣制」とは,議会による信任を内閣存立の必須の条件とする制度をいう。それでは,日本の近代史でいう「政党内閣」とはいかなる意味か。 (法政大-法・国際文化・キャリアデザイン)
- 原敬内閣が,第一次大隈重信内閣とは異なり,のちの「憲政の常道」の慣行につながる,本格的な政党内閣となったのはなぜか。その理由を,社会的背景に留意しながら説明せよ。 (東京大)
- 第二次世界大戦前の最後の政党内閣が崩壊した事情,および政党内閣が継続しなかった事情を,説明せよ。 (東京大)
※解答例は用意していません。『日本史の論点』(駿台文庫)を参照しながら自分で作成してみてください。