[日本史論述のトピック19]
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19 中世の仏教
論点1 法然門下の念仏集団が顕密仏教の有力寺院と対立したのはなぜか
顕密仏教が戒律順守のたてまえに立ったうえ,さまざまな修行を兼修すべきことを説いたのに対し,法然は称名念仏に専念する専修念仏を説き,それ以外の修行や戒律を守ることの有効性を否定した。