[日本史論述のトピック19]
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19 中世の仏教
論点5 南北朝動乱以降,顕密仏教の有力寺院が後退したのは,どのような事情によるか
南北朝動乱以降,国人や守護の荘園侵略が進み,顕密仏教の有力寺院は荘園支配の維持が困難となった。守護請により収益を確保したものの,戦国時代には幕府や守護の衰退とともにそれも困難となった。