[日本史論述のトピック27]
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27 江戸幕府の政治機構
論点2 足高の制によりどのような点が変化したか
江戸幕府では,役職の昇任にともなう禄高の加増分は退任後も維持するのが基本であった。しかし足高の制で加増を在職中に限定したため,幕府官僚制は能力主義的な傾向を強め,幕臣の官僚化を促進した。