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トピック05 律令国家と天皇

論点3 院政期の上皇(院)は天皇とのどのような関係を基礎として政権を握ったか

上皇は天皇家の家長として皇位継承の決定権を掌握し,その立場から天皇を私的に後見するとともに,院の近臣として組織した中級貴族を通じて国政に私的に介入し,政権を掌握した。