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年度 2024年

設問番号 第4問

テーマ 明治〜昭和戦前期の小作農/近代


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(解答例)
A農地を担保とした借り入れが自由となるなか,経営不振から農地を手放す自作農が増えた。明治期は多くが農村で小作に従事したが,大正期は重工業の発達した都市へ流出し,小作地率は停滞した。(90字)
(別解)A農地売買の自由化を背景に,松方デフレや資本主義の成長に伴って農地を手放す自作農が増えた。明治期は農村で小作に従事したが,大正期は重工業の発達した都市へ流出し,小作地率が停滞した。(90字)
B日中戦争が長期化して以降,戦争遂行には国民の戦争協力が必要であり,そのためには銃後の国民生活を維持することが不可欠であった。そこで生産者である小作農を優遇し,食料増産をめざした。(90字)