年度 2008年

設問番号 第4問


 1898年に成立した第一次大隈重信内閣は,はじめての政党内閣と呼ばれ,1918年の原敬内閣の発足は,本格的な政党内閣の成立と言われている。
 この二つの内閣についての,下記の設問A・Bに答えなさい。

設問
A 二つの政党内閣が成立した事情は,どちらも戦争と深く関わっている。第一次大隈重信内閣について,その成立と戦争との関連を,2行以内で説明しなさい。
B 原敬内閣が,第一次大隈重信内閣とは異なり,のちの「憲政の常道」の慣行につながる,本格的な政党内閣となったのはなぜか。その理由を,社会的背景に留意しながら,4行以内で説明しなさい。


解法のヒント