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<解答例>
律令体制では,政府は公地公民制の原則に基づいて班田収授法を採用し,既に開墾された田地を人々に口分田として班給した。それに対して墾田永年私財法は,新たに開墾した田地である墾田を永久に私有することを認めた法令である。これにより,政府の支配する田地が墾田にまで拡大し,律令にもとづく土地支配が強化された。同時に,この法令は土地私有を認めるものであったため,貴族や寺社が墾田開発を積極化させ,大土地所有が展開する結果となった。(209字)