年度 2012年
設問番号 第2問
下の図は1880(明治13)年から1945(昭和20)年までの国内での繭・生糸・棉花・綿糸の生産量の推移である(ただし,1880年の綿糸の数値は不明,棉花の1885年は前年,1890年は翌年の数値)。これをみて下記の問いに答えなさい。(問1から問4まですべてで400字以内)
問1 1885年以降,棉花の生産が減少に転じている。このような変化がおきた理由を具体的に説明しなさい。
問2 1915年から1920年にかけて,生糸の生産量が伸び,綿糸の生産量が落ち込んでいる。この動きを,この間の世界と日本の経済情勢の変化に着目して説明しなさい。
問3 1930年から1935年にかけて綿糸の生産量が急激に伸びている。この変化が起きた理由を具体的に説明しなさい。また,それが国際関係に及ぼした影響についても説明しなさい。
問4 1930年から1935年にかけて繭の生産量が落ち込んでいる理由を説明しなさい。