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年度 2000年

設問番号 第2問


下の図は労働争議件数の推移を示したものである。図をみて下記の問いに答えよ。

労働争議件数の推移
資料:『日本労働運動史料』第10巻より作成。
 注:労働争議は作業停止争議(同盟罷業・工場閉鎖)をさす。

問1 産業革命期における労働争議は低調であるが,1898年には交通部門で大規模な労働争議が発生している。その争議を記し,これを促した当時の労働組合結成の状況を具体的に述べよ。
問2 1908年から1913年までの労働争議件数は,統計資料上,不明であるが,この間の1912年には日本労働運動史上画期的な労働団体が創設されている。その団体の名称,創設者と,その団体の立場・目標を記せ。
問3 1917年から19年の第一次世界大戦中・後にかけて労働争議は急増している。この急増をもたらした経済的要因を述べよ。
問4 1925年以降32年ころにかけて労働争議は再び増加しているが,この時期の労働争議の特徴を,労働組合,争議の規模,要求内容の三点に即して具体的に述べよ。


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